Seneca

叡智によって、激動の世の中を生き抜こう

欲望の制御

釈尊エピクロスなどの賢人は、欲望が肥大化することの恐ろしさに気づいていたのだと思います。だからこそ、粗末な食事で満足し、欲望を制御することの大切さを説いたのです。

現代日本では、釈尊エピクロスが生きていた時代よりも、断然欲望が肥大化しやすい世界だといえます。コンビニで酒やお菓子が簡単に手に入りますし、猥褻な本も手に入ります。そして、それらは中毒を生み出します。中毒症状がでると、どうも脳が変化してしまうようで、ますます刺激を求める生活から抜けられなくなってしまうようです。

まさにそれこそが、仏教でいう「貪り」の状態で、そういう状態になると、なかなか克服するのは難しいかんじです。病的なレベルになると、もはや専門家の力がないと立ち直れなくなります絵。だからこそ、普段から節制を大切にする必要があるのではないかと思います。

私は普段から甘いものがすきなので、注意しようと思います。