Seneca

叡智によって、激動の世の中を生き抜こう

呼吸をするように古典を読みたい

人生において読める本の数は限られております。

それならば、やはり質の高い、時を超えて受け継がれているものを読みたいものです。

アメリカの小説だったら、やっぱり『キャッチャー・イン・ザ・ライ』などですかね。

経済だったらマルクスの『資本論』ですね。まあ難しいので、2回生まれ変わらないと理解できなさそうではありますが・・・。

哲学などもたくさんあります。プラトンの著書なんかはわりと読みやすいので、けっこういけそうかな・・・?アリストテレスは難しいと思いましたねやっぱり。

宗教的なものであれば、やっぱり『新約聖書』とか、『コーラン』になりますね。キリスト教イスラム教における神のとらえ方、ものの考え方を知るってことは、やはり今日においては大切だと思います。

原始仏典もそのひとつ。仏教を解説してくれる本はたくさんあり、良い本もたくさんあるものの、やはりじかに原典に触れないとわからないものがあります。実際に読んでみるとなんじゃこりゃってくらい繰り返しが多かったり、意味がわからなかったり・・・・

老子荘子もそんなかんじです。けっこう意味がわかりません。

ただ、その意味のわからなさを感じることができるのも、直接原典を読んだからこそ。解説本だけでは味わえませんからね。

時代背景などが全く違うため、読みづらいものも多いのは事実です。だから、ついつい読みやすい新書などに手を出してしまいやすいんですよね。

しかし、噛み応えのある古典を読むことで、なんというか読書におけるスタミナをつけていくことも大切かなと思ったりします。自然に古典を読むのを習慣にしていしまえば、常に先人との対話が可能になるということで、素晴らしいかなと思っています。

時間を有効活用して、呼吸するように古典を読めるといいかなと思います。