仏典は現代人向けに書かれていない
仕事があまりにも忙しすぎて、最近ほとんど仏典を読む暇がありません。
前にも同じようなことを書きましたが、仏典は忙しい現代人が効率的に読めるようにつくられていません。
現代人が読みやすい本といえば新書。
面白そうなタイトルにつられて、つい手を伸ばして立ち読みしてしまいます。
素人でもわかりやすい言葉遣いでかかれているため、内容が頭に入りやすい。
それに対して仏典は・・・
繰り返しの文章が多く、読みにくい・・・。
じっくりじっくり、一語一句しっかり読むように作られています。
「きちんとした時間を確保して、噛みしめるように、落ち着いた気持ちで読みなさい」
と仏典は私にかたりかけてくるようです。
効率重視の現代人の性根をバッサリ切り伏せるような感じです。
あと、やっぱりあるていど僧侶や学者の本を読んで基礎知識をつけていかないと、そのまま読んでもわからないです。
いろいろな解説書も参考にしていきたいと思います。
とにかく時間を確保しながら、少しでも読み続けていきたいものです。