『スッタニパータ』を読んでいるが、まっとうすぎて書くことがない
『スッタニパータ』を読んで、何か面白いことを取り上げようと思いましたが、まっとうなことが書かれすぎていて、なかなか特筆すべきことが見当たりません。
釈尊は繰り返し、繰り返し、とにかく欲や執着を捨てることの大切さを説きます。
とにかく倫理的な人間になることを推奨しています。経典に書かれていることはしごくまっとうなことです。
聖典なので当然ですが、ミステリーやSFのように刺激的な要素はありません。
しかし、読んでいくと心洗われるようです。
経典を食べ物にたとえると白米・生野菜・青魚のようなものでしょうか。刺激的な味ではないですが、身体を作るうえで大切なものがたくさん入っています。味もおいしい。
こうした書物をよく噛みしめるように読書したいものです。
と、いうわけで今日はここまでにしたいと思います。