Seneca

叡智によって、激動の世の中を生き抜こう

残業するくらいなら、お持ち帰り仕事の方がいいかもしれない

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残業には余計な仕事もついてきます

残業って、本当に嫌ですよね。

私は働くことが大嫌いですが、特に残業は本当に嫌いです。早く帰りたい。

最近、働き方改革批判として、長時間労働を規制することで、結果会社での労働時間は減っても、持ち帰り仕事が増えるのでは??といった批判があります。

確かにそのとおりなのかもしれませんが、ふと、残業をするくらいなら、持ち帰り仕事をした方がいいのかもしれないと思いました。

持ち帰り仕事が許されていない会社なんかは、無理ですが、仕事を持ち帰ったほうが集中して、自分のペースでやることができます。

会社に遅くまで残っていても、なんだかんだほかの人が用事を作ってきたり、電話がかかってきたりと、けっこう仕事が増えていってしまうんですよね。

残業することで、結局は余計な仕事がついてくるわけです。残業に残業がさらについてくる、という悪循環です。

私も、いろんなトラブルに対応しているときは、正直「こんなことに時間とエネルギーを費やすくらいなら、さっさと帰ればよかったなーー」と思うときがたくさんありました。

あと、会社にずっと残っていることで、しらずしらずのうちに体力的・精神的に疲労はたまっていきます。

自宅に仕事を持ち帰る方が嫌だって人もいるかもしれませんが、リラックスした自宅でコツコツやったほうが、エネルギーを消耗しなくてすむかもしれません。ダラダラ残業するよりも、自宅でサクっと終わらせるイメージです。

しかし、よりベストな状態は、自宅で仕事に関するスキルを身に着けたり、勉強したりして自分の仕事力を上げていくことで、残業なしを実現することだと思います。

残業するにしろ、持ち帰り仕事をするにしろ、仕事をその日にきちんと終わらせることができなかったからそういった事態が生じてしまうわけです。

本当に必要なのは、仕事の時間を増やすのではなく、仕事を終わらせることができる力をつけていくことなのではないでしょうか。

例えば、エクセルの関数を全く使いこなせない人と関数をある程度使える人が事務仕事をするのでは全く能率が違います。単純な入力作業をずっとやってひたすら時間を費やすより、数式を勉強してさっさと式を組んだ方が能率は上がります。

事務職なら会計の資格の勉強をしたり、PCの勉強をしたりすることで、仕事を速やかに終わらせる力をつけることができます。そうした力をつけていくことが、これからの激動の時代に大切になってくると思います。万が一、転職しなければならなくなったときに、そういった力が本当に大切になってくるのではないでしょうか。